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 屋上庭は現在のところ、約20u足らずの空間ですが、2003年の春〜夏にかけて手作りでつくったものです。

空庭屋上庭

 

コンセプト

この庭の名前は「谷町空庭(たにまちそらにわ)」。

テーマもここに込められていて、
@ 大阪の歴史豊かな谷町(たにまち)の風景を感じさせる素材・空間づくり、
A 大小様々なビルが立ち並ぶ中、空(そら)に限りなく近い庭(にわ)ならではの風景づくり であり、

また利用のイメージは、
@ 現代の都市型ライフスタイルにフィットしたどこか懐かしい素敵な庭の使い方、
A 都市部の限られたスペースを有効利用する変化に富んだシーンの展開

としています。


工夫した点  

 この庭はビルに住む設計者+家族の庭であり、生活の一部として使い勝手のいい庭でありながらも、CAFE的利用ができる、ゆっくりと話ができる気持ちのよい空間づくりを心がけました。
 また屋上という特殊な環境での施工上の工夫として、風対策や、タイルの外に出た水や落ち葉は石でせきとめドレインを詰まらせないことや、タイルなので掃除がしやすいなども考えました。

・ この部分は、屋上の半分を占めていますが、あとの半分はまだ未完成で、そこでは家庭菜園をしたり、様々な植物を育てる場としています。
 このビルが建てられた約30年前、祖母が屋上で家庭菜園(畑作業)をするために、ブロックを積んで大量の土を運びいれました。
 しかし、この10年ほど、畑作業もされなくなり、荒れ放題で、ゆっくりとお茶を飲んだり休憩できるようなスペースもなく、洗濯ものを干す以外には屋上に上がることはない空間でした。

・ それではいけないと、自分たちで身の丈にあった施工をしたいとリニューアルすることにしたのですが、基本は家族自身が利用したいと思える庭として、屋上に上がりたくなる、友人を呼びたくなるようなデザインにして、ディテールに様々な工夫を凝らした「谷町空庭」をコンセプトとしたのです。

・ 屋上で、しかもコンテナで育てていく植物も多いことから、地上ではあまり手間いらずで生育していく植物も、ここではちょっとしたことでダメージを受けることがあり、狭い庭で環境的にもシビアなので、見た目を重視した花らんまんの庭などは考えられませんでした。
 生活の一部としての庭として、ハーブや実のなるもの、長く花が楽しめるもの、季節感を感じさせてくれるもの、など屋上の環境に順応してくれるもののなかで、草丈や葉色、葉形、花色などのコンビネーションによってなるべく美しくみえるように植栽しています。

・ 一般的には、屋上はどうしても日常生活とは切り離されたものとして考えられているので、谷町空庭に来られると、その生活との身近さや、無理のない園芸(ガーデニング)生活に、びっくりされ驚かれる方も多くいます。
 ちょっとした空間でも緑があったり、空が近く開放感のある空間だと、様々な利用の仕方が考えられ、夏はバーベキューをしたり、冬は七輪で炭火焼、夜はお月見、など、今では家族だけの空間ではなく、様々な人が愛着をもって新しい使い方を提案してもらえる庭になりつつあります。

苦労した点

・今でも使用している洗濯物干しフレームに、一段あげて日除けターフ用フレームを設置。ワイヤーを張ってターフを開け閉めできるようにしたが、そのようなニーズに対応した手頃な製品もなく、ハトメを付けて製作しました。

・ガーデニング雑誌「BISES」 ビズガーデン大賞2004
 屋上・バルコニー部門 金賞受賞 記事はこちら

庭のデザイン。
各部分の説明はこちら。

空庭フウケイ。

 ー2005 秋

 ー2005 夏

 ー2003〜2004 

 

   

 

 

 
 

 

 

 

 

 
 

6階へ。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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