(いつもの建具屋やさんの風景)

10月27,28日、同じ谷町界隈で、長屋が多く残り古い歴史あるものをうまく活かしてまちを盛り上げていこうという気運のある空堀地域で、2年ぶりにからほりまちアートに出展しました。

テーマは杉庭。

今回、空堀にある知り合いの建具屋さんに会場として貸してくださいとお願いし、承諾を得てさせていただきました。 (普通の民家・商店の中でアート作品を展示することはあまり多くはありません)

杉、ヒノキ、松などがふんだんに使われた古い工場(こうば)で、建具屋さんの仕事でも障子やふすま、引き戸などに昔から利用し、そして今、その身近な存在としての杉をもっと見直していきたい、使っていきたいという思いから、「杉」をテーマにした庭的風景をつくりたいと思いました。

その建具屋さんは100年つづき、現在の78歳のおじいさんで3代目。何人もの職人さんがきびきびと作業する工場として、おじいさんが図面を書き職人さんが様々な別注建具をつくってきた。
「一番上のワシだけが残ってしもたがなー」と、 一度廃業したのに、まだ細々とお得意先からの注文に応えている。

その実用重視の、木は磨り減り傷つきながら、木の素の姿をわたしたちにみせてくれる建物でもありました。