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半農半Xツアー 綾部

                                               半農半X講演会in中崎町(2008.2)はこちら。

2007年夏、半農半Xツアーを行いました。

半農半Xとは、、、?
簡単に言うと、「半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方」を半農半Xという。

自ら米や野菜などのおもだった農作物を育て、安全な食材を手に入れる一方で、個性を活かした自営的な仕事にも携わり、一定の生活費を得るバランスのとれた生き方である。お金や時間に追われない、人間らしさを回復するライフスタイルの追及とある。

半農半Xの、農とXの比重、バランスのとり方、スタンスもいろいろある。
畑を借りて農業しようといっているだけではない。

そして、半農半Xは都会でも可能だと。                         

半農半Xという生き方 実践編
塩見直紀 (著)


「半自給的農業」と「好きなこと」を両立するためにみんなはどうやってエックス(「やりたい仕事」)を見つけたか?15人の実例に見る「夢をかなえる」ヒントが詰まった一冊。「半農」というより「半X」の紹介が多くされています。

目次
第1章 「半農半X」は、何を目指しているのか
第2章 楽しく豊かに!「半農力」の育て方
第3章 私のエックス「使命多様性」社会の追求
第4章 実例・人の数だけ、「X」がある
第5章 夢の点検を、忘れていないか


(ちなみに谷町空庭も、「都会で半農半X」ということで、とりあげていただきました。)


半農半Xという生き方



(他にも著作本などあり)

半農半Xという生き方
塩見直紀 (著)

「年収300万円社会」を乗り越えて好きなことをして食べていく時代!
半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方を、著者は「半農半X」と名づけて提唱している。
自ら米や野菜などのおもだった農作物を育て、安全な食材を手に入れる一方で、個性を活かした自営的な仕事にも携わり、一定の生活費を得るバランスのとれた生き方。お金や時間に追われない、人間らしさを回復するライフスタイル。

目次
第1章 田舎に出よう!そこは人間復興の場だった!
第2章 小さな暮らし、大きな夢−田舎暮らしの楽しみ
第3章 きっと見つかる!自分という魅力に満ちた原石
第4章 それは「やりたいこと」か「やるべきこと」か
第5章 「半農半X」は問題解決型の生き方だ!

塩見さんは、半農半Xの聖地?!、自身のふるさとに約10年前Iターンされ、「里山ねっとあやべ」のスタッフとして、そして半農者として、物書きなどとして、綾部の魅力を私たちに伝えてくれる。


なかなか訪ねる機会がないところだけど、百聞は一見にしかずで、多彩な活動をしている里山ねっとの活動に参加してみたい。

神戸、大阪、京都など、都市部にすむ人々が、プチ里山、プチ農な一日をすごしていくという。

都市部からの移住者が多いという、そんな人たちの半農半X的話もきいてみたい。
塩見さんの無農薬田んぼもお手伝いしてみたい。

では、 仲間を募ってみんなで訪ねてみよう!ということで塩見さんにもご相談し、
半農半Xなツアーを行ってきました。

半農半Xツアー
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●場所:京都府綾部市
●2007年7月15〜16日 (15日は大変な台風、16日も雨に降られたりと、予定をかなり変更)
●人数:計14名
●内容:
15日 黒谷和紙づくり →里山ねっと・あやべ(宿泊場所) →半農&あかり作家 大石明美さんにお話を聞く。

16日 ハス田をみにいく →間伐材を有効活用するNPOの幹田さんに間伐現場などを見せてもらう →里山ねっと周辺を散策 →塩見さんの無農薬田んぼづくりをお手伝いする。 →解散

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黒谷和紙 廃校となった上林小学校は、黒谷和紙づくりの体験・生産の場になっている。


元小学校を改修した里山研修センターに宿泊。里山ねっとの拠点。いろいろな里山活動がここで行われている。
石釜(これでピザなどを焼く)もあり。 夜は、塩見さんから紹介していただいた、あかり作家大石さん
半農半X的話をお聞きする。


16日 棚田のハス田 HP
15年前から休耕田となり、荒廃の一途をたどる棚田をなんとか守りたいと地元の井上晴政さん(48歳)が5年前、思い立ったのがハス栽培。市内外からたくさんの人が見に訪れ、地上の極楽かと思える美しさ、場の心地よさに魅了された。
しかし、昨年夏で、一人で維持しにくい状況となり、今年は休園される。






                16日お昼から合流の人も。由良川のほとりで昼食

里山林、人工林からの間伐材を有効活用するNPO間伐材研究所のミキタさん。
この方も京都市内からの移住者。普段は民間学校の事務の仕事をしてられます。


里山ねっと周辺を、とよさとにし・そらいろマップをもってぶらぶらと。



                                     雨もあがり、塩見さんの無農薬田んぼのお手伝い。


塩見さんの田んぼで、昨年から1000本プロジェクトをされている。私たちはこのプロジェクトに参加しているどなたか
の田んぼ(一人(8.5M×20Mのサイズ))を勝手に?お手伝い。無農薬なので、次から次へと雑草(コナキという)がでてくるのを、とにかく手作業で、 ひんやりあたたかい田んぼにはいって掻き集める。
田んぼに入るのがはじめての人もいたけど、入ってみたら意外と気持ちいい。
すっかり没頭して2時間ほど、かなりの雑草をとっていた。

1000本プロジェクト

★プロジェクトの趣旨
(塩見さんブログから抜粋)

1年365日、1日3食として、
ぼくたちは1095食、食べます。すごいですね。

ぼくは96年から米づくりをおこなっているのですが、
あるとき、稲1本(1株)が
ごはんお茶碗1杯分(軽めです)になると知りました。

稲1本(1株)がごはんお茶碗1杯!
なんだかすてきな計算です。

ということは・・・

1000本(株)も植えれば、
1年分のお米がとれるってこと。

 

パンもパスタもうどんも食べるので、
実際にはお米を1000食も食べないですね。
なかにはごはんは3分の1の人もいそうです・・・。

2年前、田んぼで1000本って
いったいどれくらいの面積だろうと見てみると、
意外と小さな面積なのでびっくり。

我が家は機械で植える現代農業に比べて、
かなり余裕をもって、植えるのですが、
それにしてもほんとうに小さな面積です。

これなら、手で草をとり、無農薬でいけるね、
小さな農っていいねってことを知ってもらえたらと思い、
1000本プロジェクトをおこなうことにしました。

1人1年分のお米がとれる面積である
1000本が植わる面積(8.5M×20Mのサイズ)は、
ほんとうにほんとうに小さいのです。

ということで、1000本プロジェクト2008のメンバー募集です。

参加したみなさんからの感想

1.
半農半Xという生き方は、人間が本来持っていたある種の豊かな感覚を取り戻す一つの方法として、魅力的だ。それを実践する場の一つ として、綾部という場所もとてもふさわしい。26時間ほどの短い滞在で体験したことは、たのしくおいしくキモチいい栄養分として、僕の今後の、より豊かな生き方の模索に役立てたいと思う。綾部の皆さん、ありがとう。また伺います。

2.
今回の旅の私の一番の目的はたぶん1人が1年食べる分を作るための田んぼの広さをこの目で確認したかったということです。
あとは、塩見さんと再会を果たすこと。そして、ツアーの参加者と出会うことでした。その目的は達成されました。
ちょうどいろいろなことが重なっていて、綾部から戻ったあと私は10坪ほどの畑を始めました。
生活のリズムが変りました。
参加者の人が持って来ていた「たのしい不便」という本との出会いもとても重要でした。
このツアーに参加していなければ出会えてなかったはず。そう考えると、すごいです。

3.
私は自然のなかにほとんど入ることなく育ち、土や木、草木といった自然のものに実感あるものとして、触れたのはここ数年です。
それからは、田舎がもっている魅力であったり、自然の力・存在のすごさを、生業としての林業や農業を通じて、都市のひとが認め、それらを消費することでその価値を見出し、恩恵を受けるようなカタチはないかと、思っていました。

今回の半農半Xは新たな視点でした。生業にしなくても、暮らしのなかに自分の”農”がある、生業でもなく、老後の暮らしでもない、新たな田舎暮らし、というものに出会いました。

また、今回、田んぼに入って草ぬきをしたことは、びっくりな体験でした。正直なところ、あれほど草が生えるとは、想像していませんでした。
いろんな生き物が生きられる水田環境であり、いち生物である自分の体に馴染む、除草剤を使わないお米を食べるためには、大変な労力を要すると感じ、毎日毎食頂くお米を育てることは、自分は生きていくために生きているということに思われ、一度も田んぼに入らずに、よく、私はここまで生きてこられたなと、草ぬきしながら考えていました。

しかし、ツアーが終わり、日常に戻ると、やはり、田んぼにも畑にも入ることなく、日々ごはんを頂き、今の日常に一生懸命になっており、すぐには、半農半X生活は始められないと、気づかされます。それでも、農も”農業”という考えが強く、農業のことまでは考えられない、と感じていたこれまでよりも”農”は身近なものとなり、これからの生き方の方向性として、農のある暮らしにむかっていきたいと、思うところです。

今回は、本当にありがとうございました。
すぐには現れませんが、今回の経験は、なにか私に変化をもたらすような気がします。

ほか

 

 



 


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